山手守(やまてまもる)巨峰園 福岡県うきは市

福岡県うきは市浮羽町より発信 巨峰と藤稔のぶどうをつくっています 園主:山手一男

巨峰作り昭和36年(1961)より/山手守巨峰園 

平成25年(2013)JAにじぶどう品評会で西日本新聞社賞受賞

平成28年(2016)JAにじぶどう品評会で福岡県議会議員賞受賞

令和2年(2020)JAにじぶどう品評会でJA組合長受賞

令和5年(2023)JAにじぶどう品評会で最優秀賞受賞

令和6年(2024)JAにじぶどう品評会で朝倉農林組合長賞受賞


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 巨峰の豆知識

  巨峰の表面をよく見ると白っぽい粉がついています。これは「ブルーム」というぶどうから出ている物質で、

  表面を保護し、水分の蒸発を防ぐ働きがあります。全体についているのがおいしい証拠です。

  鮮度を保つ役割もあるので、食べる直前に洗い流すのがよいでしょう。

  巨峰の保存はポリ袋に入れて野菜室へ。日持ちしないのでなるべく早く食べましょう。

    巨峰は房の下より上のほうが甘みが強いので、下のほうから食べていくと最後までおいしく

  食べられます。ぜひお試しください。

巨峰の誕生

今や全国的に知られるようになった巨峰は、浮羽郡田主丸町(現在の久留米市田主丸町)や浮羽郡浮羽町(現在のうきは市浮羽町)で本格的に栽培され始めたことから、今日のように広く消費者に好まれるようになりました。

 巨峰の誕生は、昭和初期にさかのぼります。当時、静岡県の伊豆半島でぶどうの研究をすすめていた大井上理農学研究所の大井上康氏が石原早世とオーストラリア産のセンテニアルをかけあわせて、昭和14年、初めて巨峰がこの世に産声をあげました。しかし、巨峰はその後、戦中戦後の混乱期や学会での評価が得られなかったことなど、苦難の歴史を歩みました。

 しかしながら、昭和31年、大井上理農学研究所の研究員であった越智通重氏を田主丸に招いて九州理農研究所が設立され、ここに学んだ人々によって、昭和34年から本格的な巨峰の栽培が始められました。

 その後、次第に消費者の評判となり、田主丸や浮羽町などで初めて、巨峰狩りが行われるようになりました。

それから60年以上、ぶどうの王様は、まさにその地位を確立したと言えます。